古月琴坊
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ER-500M 古月琴坊 紅木 金属軸糸巻き 二胡

調弦のしやすい金属軸糸巻き採用の紅木二胡。 明るくソリッドな音色。
ER-500M
モデル ER-500M
税抜価格 ¥58,000
税込価格 ¥63,800
形式 蘇州式
素材 本体(琴筒、琴托、棹): 紅木
糸巻き: 真鍮
琴筒正面: ニシキヘビ皮
琴頭装飾: 牛骨
棹装飾 銀線 
セット内容 ケース: NKC-01(セミハードケース)
弓: ERB-50(北方式)
駒: EB-01(油煎)
フェルト: EFT-02(ポリエステル)
替え弦: ERS-50
松脂
試奏音源 ER-500M 試奏音源


ER-500M その3
本体素材
紅木を使用。
紅木の二胡は、明るくはっきりした音色を奏でます。
二胡の素材
ER-500M その4
仕上げ
着色した上で、表面の保護と艶出しのため、透明なワックスを上塗りして仕上げてあります。
ER-500M その1
蛇皮
ニシキヘビの皮を使用。 弊社が取り扱っている二胡はすべてワシントン条約に基づいて正式に輸入許可を得た上で仕入れています。
蛇皮
NKC-03
ケース
NKC-01セミハードケースが付属します。 丈夫かつ軽量で持ち運びに便利。 ストラップ2本付属でリュックスタイルでの使用が可能です。
ケース
付属品
付属品
弓、弦、駒、フェルト、松脂と二胡演奏に必要な部品は一通り付属しており、すぐにでも演奏可能です。

二胡の素材
木材から作られている二胡は、使われる木の種類によってその音色が変わります。 二胡には様々な種類の木が使われますが、紫檀、老紅木、黒檀の3種類が二胡の三大材と呼ばれています。 良い二胡を製作するためには材料となる木材を十分に寝かせて乾燥(シーズニング)させなければなりません。このため、良質の二胡を製作する工房では、倉庫に多くの空間を割いて常に大量の木材を保管し、十分に寝かせ終えた材木を順次使用して二胡を製作しています。

紅木
中国で紅木は堅い木の総称という意味合いで使われており、特定の木を表してはいません。。
中級の紅木二胡であれば、白酸枝木など特定の名称が付された木材を使用していますが、最もお求めやすい価格帯の初級の紅木二胡だと紅木と総称される堅い雑木を使用し、表面の色目を整えるため着色して仕上げていることが多くなります。
紅木の二胡は、明るくはっきりした音色を奏でます。

蛇皮
二胡の琴筒の正面には、ニシキヘビの皮が張られています。 二胡に張られた弦は、松脂を付けた弓の馬毛で擦られることで振動します。これにより生まれた音は蛇皮の中央に置かれた駒を通じて蛇皮に伝わり増幅され、それが木製の胴全体で共鳴することにより、あの優雅で哀愁のある音が生み出されます。このように蛇皮は、二胡という楽器にとって非常に重要な部分で、二胡の職人が最もこだわって製作する部分でもあります。 二胡の価値は、主に木材の種類と等級、蛇皮の等級、工房や職人の技量や知名度といった要素で決まります。このため、価値の高い二胡には良質の蛇皮が使われています。 一般的に蛇皮の良し悪しは、皮の厚さ、均一さ、弾力、鱗の縦横の並びや大きさが揃っており、鱗の一枚一枚が適度に大きいといった点で判断されます。蛇類は餌を丸呑みにするため、腹側や胴の側面は食事の際に広がります。これにより皮が伸び縮みにさらされることから二胡に適した均質で適度に弾力のある安定した皮が取れません。これに対して背中側の皮は背骨が通っていることでこのような伸び縮みがないため、二胡には背中側の皮が適しています。その中でも人間でいうところの腰から少し上に当たる部分の皮が最良とされています。ニシキヘビは成長すると全長5~6メートルにもなる大きな蛇ですが、そのような大きな蛇でありながら二胡に適した部分は限られており、最上級の二胡に使える蛇皮は1匹のニシキヘビから二胡5本分程度しか取れないと言われています。 東南アジアではニシキヘビを食べる文化があり、食用のニシキヘビが養殖されています。二胡用の蛇皮は、主に食用に養殖されたニシキヘビから取られています。二胡に適さない部分の皮は財布やベルトの素材として使われ、肉だけでなく皮まで残さず利用されます。 なお、ニシキヘビは、現在ワシントン条約による国際取引の規制対象となっており、弊社が取り扱っている二胡はすべて同条約に基づいて正式に輸入許可を得た上で仕入れています。

ケース
発砲スチロールに布張りのセミハードケースと呼ばれるケースが付属します。セミハードケースは、丈夫でしっかり楽器を保護しつつ、軽量で持ち運びに便利という優れた特徴を有しています。

NKC-01ケース
ストラップが2本付属しており、リュックスタイルでの使用が可能です。
縦持ち取っ手により、公共交通機関で移動する際も安心です。

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