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コルネット CT-470S

柔らかな音色のショートタイプコルネット
初心者や小学生の金管バンドでも扱いやすいMLボアのコルネット。トランペットからの持ち替えも容易な設計なので、英国式金管バンドへの入門機種としても最適。
CT-470S
モデル CT-470S
税抜価格 ¥55,000
税込価格 ¥60,500
調子 B♭
マウスパイプ レッドブラス製
ベル イエローブラス2枚取り、約120mm
仕上げ 銀メッキ
ボアサイズ 約11.65mm (ML)
ピストン ステンレス製
本体外寸 約35cm×18cm×12cm
本体重量 約1,020g(マウスピース含まず)
ケース外寸 約41cm×28cm×18cm
セット内容 セミハードケース、マウスピース、付属品


コルネット CT-470S
特徴
吹きやすく明るい響きの中にも、コルネットらしいまろやかさを求めて開発されたモデル。上位機種Brasspire Unicornの設計思想を受け継いだ耐久性の高いステンレスピストンは、安定したピストンアクションを実現します。
レッドブラス製マウスパイプで心地よい吹奏感
素材
反応の良いイエローブラスベルに、マウスパイプのみ銅成分の多いレッドブラスを採用。明るさの中にもコルネットらしいまろやかな音色を生み出します。
素材
クリアラッカー仕上げ
仕上げ
多くのトランペット奏者が愛用する銀メッキ仕上げ。クリアラッカーより豊かで暗めの音色。
仕上げ
主管
主管
楽器全体の吹奏感も考慮して、主管には支柱が無くリバースではない通常タイプの抜き差し方法を採用。
1番抜差管
1番抜差管
楽器の持ちやすさと操作性を考慮した洋白製指掛け。 素早い音程補正を可能にするリバースタイプのトリガー仕様。
3番抜差管
3番抜差管
操作しやすい幅の広いタイプの洋白製指掛けを採用。 素早い音程補正を可能にするリバースタイプのトリガー仕様。 また、抜き差し管横にライヤー(譜ばさみ)を取り付ける台座も付属。(※Jマイケルにライヤーの取り扱いはございません。)
ベル
ベル
現代のコルネットでは主流のシェファードクルークのショートタイプベル。ベルカーリングは初心者にも自身の音がモニターしやすいノンワイヤービートを採用。
ベルカーリング
ショートコルネット
ステンレス製ピストン
ピストン
ピストンには耐久性の高いステンレス素材を採用。安定したアクションで、早いパッセージなどあらゆる場面で大活躍してくれる1本です。
ピストンボタン
押貝
ピストンボタンには天然の白蝶貝を使用。
高級感のある美しい外観で、手触りがよく滑りにくいため、操作性にも優れます。
セミハードケース
ケース
軽量で持ち運びに便利なセミハードケース。 取り外し可能なストラップが1本付属し、肩掛けも可能。ファスナーは信頼のYKK製。
付属品
セット内容
コルネット本体、専用セミハードケース、マウスピース、クリーニングクロス、取扱説明書、運指表、保証書、メーカー3年サポート「お客様カード」
仕上げ
管体の素材である真鍮や洋白は、そのままでは時間の経過や手の油等で変色(サビ)していきます。そのため、多くの楽器にはそれを防ぐためにラッカー塗装やメッキが施されています。
これらのラッカーやメッキは、表面を保護するだけでなく、音色の変化にも効果をもたらします。 また、使用するラッカーやメッキの種類によってもその変化は異なりますので、ご自身のご希望に近い効果をもたらす仕上げを選びましょう。

  • ノーラッカー:もっとも金属の鳴りを感じることができる仕上げ。
  • クリアラッカー :ノーラッカーに比べてやや締まりがあり、ふくよかで明るい音色。
  • ゴールドラッカー :クリアラッカーよりパワフルな音色。
  • 銀メッキ :クリアラッカーより豊かで暗めの音色。
  • 金メッキ :銀メッキよりきらびやかな音色。

素材
金属製管楽器の素材は、大きく真鍮・洋白が使用され、管体のほとんどは真鍮で作られています。
真鍮は、銅と亜鉛の合金で、銅成分の含有量によってイエローブラス・ゴールドブラス・レッドブラスに分かれ、使用される素材・場所によって、それぞれ演奏時の音色に違いが現れます。

  • イエローブラス:銅が60~70%の合金。輪郭がはっきりした、明るい音色
  • ゴールドブラス:銅が約85%の合金。太く豊かな音色
  • レッドブラス:銅が約90% の合金。柔らかく落ちつきのある音色
(洋白はニッケル・銅・亜鉛の合金。)

ベルカーリング

ベル先端の巻き部分(カーリングとも呼ばれます)には、響き線と言われるワイヤーを入れるタイプと入れないタイプがあり、楽器全体の設計思想によってどちらかが選択されます。


  • ノンワイヤービート(主に初心者モデルに採用):カーリング内に響き線が入っていないタイプ。より奏者に近いところで音が響くため、奏者にとって自分の音のモニターがしやすくなります。
  • ワイヤービート(主に高級機種に採用):カーリング内に響き線が入っているタイプ。より音が遠くに響く様になります。また、中に入れる響き線の素材によって、音色や響き方が変ります。
  • ソルダード:ワイヤービートのカーリング部分に半田を流し込んだタイプ。より音が遠くに飛ぶようになり、音色や響き方が変ります。

ショートコルネットとロングコルネット

コルネットにはショートタイプ(イギリス式とも呼ばれます)と、ロングタイプ(アメリカ式とも呼ばれます)の2種類があります。


  • ショートコルネット: ベル後ろ側のU字部がシェファードクルーク(?マークを横にしたような形)で全長が短い事が特徴です。管の巻き部分が多い分、コルネット特有の柔らかい音色を持ちます。 英国式金管バンドに多く使われるのは、このショートコルネットです。
  • ロングコルネット: ベル後ろ側のU字部がトランペット同様の形状をしており、その分全長が長いことが特徴です。管の直線部分が多い分、ややトランペットに近い音色になります。 アメリカでデキシーランド等のジャズで使われていたのが、このロングコルネットです。


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