J.Michael
マックコーポレーション > Jマイケル > フリューゲルホルン FG-500

フリューゲルホルン FG-500

太く柔らかく、甘美な音色が魅力のフリューゲルホルン
フリューゲルらしいまろやかな音色を生む下バネ式のフリューゲルホルン。全体的に明るめな音色となる設計の為、トランペットからの持ち替えも容易です。アンサンブルやソロだけでなく、英国式金管バンドへの入門機種としても最適です。
FG-500
モデル FG-500
税抜価格 ¥65,000
税込価格 ¥71,500
調子 B♭
一番管 レッドブラス製
ベル イエローブラス2枚取り、約152mm
仕上げ クリアラッカー
マウスパイプ イエローブラス製
ボアサイズ 約11.00mm
ピストン ステンレス製
その他 第3トリガー装備
本体外寸 約42cm×25cm×15cm
本体重量 約1,250g(マウスピース含まず)
ケース外寸 約48cm×25cm×15cm
セット内容 セミハードケース、マウスピース、付属品


フリューゲルホルン FG-500
特徴
吹きやすさの中にもフリューゲルらしいまろやかな音色を求めて開発されたモデル。上位機種Brasspire Unicornの設計思想を受け継いだ耐久性の高いステンレスピストンは、安定したピストンアクションを実現します。
レッドブラス製マウスパイプで心地よい吹奏感
素材
明るい音色を生むイエローブラスベルに、より豊かなを求めて1番管(ベル下のU字部)のみレッドブラス製。よりしっかりした吹奏感求めて抜き差し管外管には洋白製を採用。3番抜き差し管にはトリガーレバー、1番管にはライヤー(譜ばさみ)を取り付ける台座も搭載。
素材
クリアラッカー仕上げ
仕上げ
もっとも真鍮製の楽器が映えるクリアラッカー仕上げ。音の立ち上がりがよくクリアな音色。
仕上げ
主管
主管
主管はマウスパイプを抜き差しして音程を調節するタイプ。マウスピースレシーバーには洋白製を採用。奏者にとって音のツボがつかみやすくなります。
抜差管
抜差管
外管には耐久性の高い洋白製を採用。3番抜き差し管には素早い音程補正を可能にするトリガーレバー付き。
1番管
1番管
フリューゲルホルンらしい柔らかく甘い音色を生む、下バネ特有の幅の広い1番管。その効果を大きくするために素材にはレッドブラスを採用。
ライヤー(譜ばさみ)を取り付ける台座も付属。(※Jマイケルにライヤーの取り扱いはございません。)
下バネ式と上バネ式
ベル
ベル
太くまろやかな音色を生み出すベル。素材にはトランペットからの持ち替えも考慮して、音色がやや明るめなイエローブラスを採用。ベルカーリングは初心者にも自身の音がモニターしやすいノンワイヤービートを採用。
ベルカーリング
ステンレス製ピストン
ピストン
ピストンには耐久性の高いステンレス素材を採用。軽量な設計のピストンボタンとステンレス製バネを組み合わせる事により、軽快なアクションを生み出します。
また、笠ネジ・底ネジにも軽量タイプの物を採用。発音のレスポンスが向上し、輝かしい響きに貢献します。
セミハードケース
ケース
軽量で持ち運びに便利なセミハードケース。 取り外し可能なストラップが1本付属し、肩掛けも可能。ファスナーは信頼のYKK製。
付属品
セット内容
フリューゲルホルン本体、専用セミハードケース、マウスピース、クリーニングクロス、取扱説明書、運指表、保証書、メーカー3年サポート「お客様カード」
仕上げ
管体の素材である真鍮や洋白は、そのままでは時間の経過や手の油等で変色(サビ)していきます。そのため、多くの楽器にはそれを防ぐためにラッカー塗装やメッキが施されています。
これらのラッカーやメッキは、表面を保護するだけでなく、音色の変化にも効果をもたらします。 また、使用するラッカーやメッキの種類によってもその変化は異なりますので、ご自身のご希望に近い効果をもたらす仕上げを選びましょう。

  • ノーラッカー:もっとも金属の鳴りを感じることができる仕上げ。
  • クリアラッカー :ノーラッカーに比べてやや締まりがあり、ふくよかで明るい音色。
  • ゴールドラッカー :クリアラッカーよりパワフルな音色。
  • 銀メッキ :クリアラッカーより豊かで暗めの音色。
  • 金メッキ :銀メッキよりきらびやかな音色。

素材
金属製管楽器の素材は、大きく真鍮・洋白が使用され、管体のほとんどは真鍮で作られています。
真鍮は、銅と亜鉛の合金で、銅成分の含有量によってイエローブラス・ゴールドブラス・レッドブラスに分かれ、使用される素材・場所によって、それぞれ演奏時の音色に違いが現れます。

  • イエローブラス:銅が60~70%の合金。輪郭がはっきりした、明るい音色
  • ゴールドブラス:銅が約85%の合金。太く豊かな音色
  • レッドブラス:銅が約90% の合金。柔らかく落ちつきのある音色
(洋白はニッケル・銅・亜鉛の合金。)

ベルカーリング

ベル先端の巻き部分(カーリングとも呼ばれます)には、響き線と言われるワイヤーを入れるタイプと入れないタイプがあり、楽器全体の設計思想によってどちらかが選択されます。


  • ノンワイヤービート(主に初心者モデルに採用):カーリング内に響き線が入っていないタイプ。より奏者に近いところで音が響くため、奏者にとって自分の音のモニターがしやすくなります。
  • ワイヤービート(主に高級機種に採用):カーリング内に響き線が入っているタイプ。より音が遠くに響く様になります。また、中に入れる響き線の素材によって、音色や響き方が変ります。
  • ソルダード:ワイヤービートのカーリング部分に半田を流し込んだタイプ。より音が遠くに飛ぶようになり、音色や響き方が変ります。

下バネ式フリューゲルホルンと上バネ式フリューゲルホルン

フリューゲルホルンには下バネ式(ピストンの下にバネがある)と、上バネ式(トランペット同様ピストンの上部にバネがある)の2種類があります。


  • 下バネ式フリューゲルホルン: ピストンの下にバネがある設計の為、バルブケーシングをトランペットより短く設計することができます。これにより1番管(ベル下のU字部)の幅を大きくとることができるため、フリューゲルらしいまろやかな音色を得ることができます。

  • 上バネ式フリューゲルホルン: トランペットと同じ形状のピストンを使用するため、バルブケーシングもトランペット同様の長さになります。これにより、下バネ式より1番管(ベル下のU字部)の幅を取ることが難しく、その分ややトランペットに近い吹奏感となり、音色もやや明るめになります。

ページトップへ