J.Michael
マックコーポレーション > Jマイケル > オーボエ OB-1500

オーボエ OB-1500

野外での演奏でも安心な合成木管体のオーボエ
割れにくい合成木管体を使用した、エントリーモデルのオーボエ。 木製より軽量な為、初めてオーボエを演奏する学生にも楽器を構える負担が少なく、大変扱いやすい素材です。 また、軽い吹奏感で、はじめてオーボエを演奏す方にも発音しやすいセミオートマチックシステムを採用。 これから楽団に所属する学生や、オーボエを始めたい小さなお子様にも最適です。
モデル OB-1500
税抜価格 ¥170,000
税込価格 ¥187,000
調子 C
システム セミオート
管体 合成木製
キィ 銀メッキ仕上げ
セット内容 木製ケース、ケースカバー、リード、付属品


オーボエ OB-1500
特徴
初心者が使用することを前提に開発されたモデル。長年の改良と上位機種BPOB-T4の基本設計を踏襲し、安定した音程を得ることに成功しました。
オーボエ OB-1500
素材
管体には野外での使用にも安心な樹脂製でありながら、木製管体に近い吹奏感・音色を得られる合成木を使用。木粉を混ぜることによりまろやかな音色と適度な吹奏感を得ることができます。
オーボエ OB-1500
システム
もっとも一般的なコンセルバトワール式(フランス式)、オクターブキイは軽い吹奏感で初心者にも吹きやすいセミオート。
オーボエのシステム
フルオートとセミオート
オーボエ OB-1500
キイ
耐久性に優れ、音響的な振動特性が良い洋白製のキイを使用。仕上げも銀メッキを採用、豊かな音色を生み出します。
革タンポ
タンポ
フィッシュスキン/コルクタンポ。フランスのリゴティ製。
タンポ
硬質鋼バネ
バネ
強度が高く、しなやかでタッチ感の良い硬質鋼バネを使用。
オーボエ OB-1500
ケース
丈夫な木製ケース、持ち運びに便利なケースカバーも付属。ケースカバーには、取り外し可能なショルダーストラップ付き。
付属品
セット内容
オーボエ本体、木製ハードケース、ケースカバー、リード、コルクグリス、スワブ、クリーニングクロス、取扱説明書、運指表、保証書、メーカー3年サポート「お客様カード」
オーボエのシステム
オーボエには、ドイツ式とフランス式の、2つのタイプがあります。

  • ドイツ式(ウィンナーオーボエ)
    18世紀の3鍵式バロックオーボエの直接進化形で、19世紀までは主流だったシステム。 現在はウィーン・フィルハーモニー管弦楽団など、ウィーンの奏者のみが使用している特別なオーボエとなったため、ウィンナーオ-ボエと呼ばれます。 明るく華やかな音色が特徴です。

  • フランス式(コンセルヴァトワール式オーボエ) 現在、オーボエのメカニズムの主流になっているシステム。 19世紀にフランスのトリエベール父子によって開発され、その後パリ音楽院(コンセルヴァトワール・ド・パリ)で採用されたので、フランス式・コンセルヴァトワール式と呼ばれるようになりました。 音量が大きく、早いパッセージを吹きやすい事が特徴です。 これらの特徴が現代の要求に合致しているため、世界中で普及しました。

セミオートマティックシステムとフルオートマティックシステム
コンセルヴァトワール式オーボエには、オクターブキイの操作の違いによって、セミオートマティックとフルオートマティックの2つのシステムがあります。高級機種はフルオートマティックシステムが採用されていることが多いですが、決してフルオートが全てにおいて優れているわけではなく、それぞれに一長一短がありますので、どちらを選ぶかは好み次第といえます。
セミオートマティックの楽器はフルオートマティックの楽器よりパーツ点数が少ないため、フルオートマティックの楽器に比べて吹奏感も軽く価格も安価な為、初心者にはセミオートマティックがおすすめと言えます。

  • セミオートマティックシステム: 演奏する音によって第1、第2オクターブキイを操作する必要があるため、やや運指が複雑。部品が少ない分フルオートに比べて軽い吹奏感。替え指の柔軟性も高い。

  • フルオートマティックシステム :第2オクターブ・レバーが無いため、運指が楽。パーツ点数が多く構造が複雑なため、重量も重く、吹奏感も重くなる。

タンポ
木管楽器のトーンホールを塞ぐための部品。丸く抜かれた台紙とフェルトが皮で包まれたもので、皮の種類はそれぞれの楽器に適した素材が使用されています。

  • フィッシュスキンタンポ: (ピッコロ・フルート・クラリネット等 )
    以前は魚の浮袋を使用していたため、フィッシュスキンタンポと呼ばれていますが、現在は豚や羊の腸が使われています。 素材が薄いため、音の立ち上がりも柔らかく繊細です。
  • レザータンポ: (サックス・バスクラリネット・ファゴット等 )
    羊・牛・豚・カンガルーなどの動物の革が使われているため、レザータンポと呼ばれます。 フィッシュスキンに比べて、音の立ち上がりが良いのが特徴です。フィッシュスキンタンポに比べて耐久性も高いです。
  • コルクタンポ: クラリネット・オーボエのタンポの一部には、天然のコルクを使用したコルクタンポが使われます。 金管楽器のウォーターキーコルクが大きくなったイメージです。

ページトップへ