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Jマイケル伝説 Vol.10

Jマイケルの伝説を追え
(株)三栄書房
「ブラストライブ」 2009 Vol.10 (定価 952円+税)
誌内「Jマイケル伝説を追え!」にJ.Michaelの特集記事が掲載されました。 (P82~P83)
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ブラストライブ


Jマイケルは天使? /Fシングルホルン バルブトロンボーン ひとりの男の人生を救ったポケトラ 啼鵬さんとJマイケル スペシャル/ YOKANさんがオーボエにチャレンジ トランペット - 川嵜淳一さん トロンボーン - はぐれ雲永松さん バリトンサックス - TPOの武田和大さん TPOのメンバーからJマイケルへ 番外編 チェロを弾いてみよう Jマイケルのフレンチホルンと木村さん(東京佼成) ブラスタ「放課後プロジェクト」を応援するぞ 学校応援プロジェクト 学校応援プロジェクト マーチングブラスが熱い。

Jマイケルの伝説を追え その10_1
Jマイケルの伝説を追え その10_2

Jマイケル伝説を追え!

  • ボクの名前はジョン・マイケル…なんて言い始めてもう10回目。「節目」でもあるので、10回記念として今回はイトコを紹介しよう、と思う。ボクの母方の祖先はイタリア系で、ちょうどイトコにあたるのがカルロ・ジョルダーノ君。彼もやっぱり、自分のつくった楽器に自分をつけているんだよ

イトコのカルロ・ジョルダーノ君を紹介しよう
第10回記念で、本誌編集長が登場!

  • 写真は、カルロ・ジョルダーノ君…じゃなくて、本誌編集長。前号ではYOKANさんと一緒にトロンボーンを吹いていたりしたけれど、ここではなぜかチェロを教わっている。実はこのチェロこそ、カルロ・ジョルダーノ君がつくっている楽器なんだ。でも管楽器の雑誌の編集長が、なんで今日は弦楽器を?
  • 「いやー、実はチェロって憧れの楽器だったんだ。高校時代、私と同じ吹奏楽部に所属していた友人たちも、卒業後に何人もチェロに代わってしまったんだ…」
  • そのなかには、編集長が惚れていた女性がいたとか?
  • 「ギク。なんで知ってるの?」
  • そりゃボクは音楽の精霊ですからね(苦笑)。ああ、いいですよそんなにドギマギしなくても。誰も興味ありませんから。しかし、まさか数十年前の彼女の想い出をなぞるためにチェロを?
  • 「そうじゃなくて(汗)、前号で千葉県にある二百人以上の高校生オーケストラを取材したでしょ?それ以来、身近で聴いた弦楽器の豊かな響きが忘れられないんだ。それで今日は、キミの名をつけた楽器の輸入元であるマックコーポレーションで展開中の音楽教室にお邪魔して、チェロの手ほどきを受けているわけ」

金管楽器の「倍音練習」のイメージで…

  • 毎週火曜日、名古屋市内の「庄内緑地公園」にあるマックコーポレーションにある音楽教室は「チェロの日」になる。編集長同様、まったくの初心者でもレッスンが受けられるように、楽器(もちろんカルロ・ジョルダーノ)も無料で貸してくれる(レッスン中のみ)。指導して下さるのは、安楽悟(あんらく・さとる)先生。安楽に悟らせて下さる、という、まさに音楽の先生にぴったりのお名前だが、正真正銘のご本名。チェロを志したのは21歳の秋、なんと音大受験の直前。それまではトランペットで受験を志していたのだが、一念発起して方針を大転換してチェリストに変身し、見事合格。この掟破りのコンバートのために必死で練習を重ねたのは言うまでもないが、さまざまな楽器からの「チェロへの転向組」の気持ちが手にとるように判る、という。
  • 「特にこの楽器は、ユーフォニアムやトロンボーンなどからの転向が多いんです。音域もちょうど同じくらいですし、アンサンブルや独奏曲としてチェロの楽曲を練習することが多いから、馴染みやすいのかも知れません」
  • 実はここだけの話、本誌編集長も元ユーフォなんですよ。
  • 「ギク。よく知ってるね」
  • やだなあ、本誌前号のp37でご自分で暴露していたじゃないですか。で、どうです初チェロ。
  • 「気分は最高ですね。今日は時間の関係で開放弦をコスることしか教えてもらえなかったけど、それでも大満足。弦の振動が直接カラダに伝わってくるこの気分、なんとも気持ちいいものです。ちょっと弓を持つ手が痛いのが辛いけど…」
  • 「どなたも最初はそうなんです。自然なことですからご心配なく」
  • と安楽先生がすかさずフォロー。弦楽器を演奏する動きは肉体的には不自然なことが多少あって、最初は指や手のひら、腕などが痛くなることもあるそうだ。
  • 「五度調弦で、下から『ドソレラ』なのも、分かりやすい。金管楽器の倍音練習も、ドソドミソ…って感じでしょ?それに、弓をまっすぐ、根元から先端まで均等に動かすこの感じも、息を均等に吹き出す感じにそっくり。イメージとしてはロングトーン練習なんですよねコレ?」
  • その通り、と力強くうなずく安楽先生。

わずか6万円で、新たな世界が!

  • 「なにか別の楽器をそれなりにやってこられた方は、音に対するセンスがすでに出来上がっていますから上達も早いですね」
  • 安楽先生自身、わずか数カ月で音大に合格できたのは、それまでトランペットやピアノをしっかり練習して、正確な音感を身につけていたからだ、という。
  • 「まったくの初心者だと、ドとソのあいだの『レミファ』の音程感覚がつかめないで苦労するんです。しかし管楽器の経験者は、レとミのあいだが全音で、ミとファのあいだが半音だ、ということを感覚的に掴んでいらっしゃるので、左手の感覚も早く身につけられるようですね」
  • ただ、やはり右利きの人の場合の左手はどうしても力が弱く、また、不器用で、指の筋も硬くなっていてなかなか開かない。チェロの難点でもあり利点でもあるのはポジション同士の間隔が広い、ということ。だから、多少ズレても音程補正が容易な反面、左手の指は通常以上に「開く」ことを余儀なくされる。
  • 「ちょうどフォークボールの練習みたいに、こうして指の筋をのばす訓練も大事なんですよ(写真参照)」
  • 帰り道、必死に握りこぶしを指に挟む本誌編集長。すっかりチェロの魅力にはまってしまったみたい。
  • 「有名な某トロンボニストもついにチェロの演奏をCDにいれてしまったけれど、その気持ち判る!それにカルロ君って、わずか6万円からあるんだって!それに、まだ正式には未発表らしいけれど、自宅でも静かに練習できるエレキチェロも似たような値段で登場するらしい」
  • あ!言っちゃった!!
  • 「業界が違うから大丈夫…だと思うけど…ともかく、たった数万円で新しい世界が体験できるんだから、これはおじさん楽器族にはオイシイ話ですよ」
  • そんなわけでひとり盛り上がる編集長。そんなわけでみなさん、今回は管楽器の話題はほんのちょびっと。ごめんなさい。

ママさんブラス関係者も必読。Jマイケルのチューバに「異変」が…

  • なんと編集長がチェロにうつつをぬかしているさなかに、Jマイケルのチューバに一大異変?が発生。なんと、関西のみならず全日本チューバ文化圏に絶大な影響力をもつ神戸「グランド楽器」(078-412-3100)に、Jマイケルのチューバが陳列される、という情報が。全国の管楽器奏者から圧倒的な信頼を勝ち得ている中嶋氏がメンテナンスをする同社は、チューバ&ユーフォニアムの専門店としても知られている。これまで「中国製チューバ」に関して固く門戸を閉じていたこの老舗が、Jマイケルのチューバの高いコストパフォーマンスに注目。チューバが欲しいがどうしても価格的に手が出ない、という楽器族の声や、このところ急増するママさんブラスからの「手頃な低音楽器が欲しい!」という熱烈な声に応えるためにも、店頭に配備することを決定した、という。高い技術と意欲を持ちながら、楽器が手に入らないために低音楽器のヴェテランが参加できずにいるのが、ママさんブラスの現状。そんな彼女たちにとって、Jマイケルのチューバが福音となることを祈っている。もちろんママさんじゃなくても試奏は大歓迎、とのこと。

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