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Jマイケル伝説 Vol.15

Jマイケルの伝説を追え
(株)三栄書房
「ブラストライブ」 2010 Vol.18 (定価 952円+税)
誌内「Jマイケル伝説を追え!」にJ.Michaelの特集記事が掲載されました。 (P102~P105)
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ブラストライブ


Jマイケルは天使? /Fシングルホルン バルブトロンボーン ひとりの男の人生を救ったポケトラ 啼鵬さんとJマイケル スペシャル/ YOKANさんがオーボエにチャレンジ トランペット - 川嵜淳一さん トロンボーン - はぐれ雲永松さん バリトンサックス - TPOの武田和大さん TPOのメンバーからJマイケルへ 番外編 チェロを弾いてみよう Jマイケルのフレンチホルンと木村さん(東京佼成) ブラスタ「放課後プロジェクト」を応援するぞ 学校応援プロジェクト 学校応援プロジェクト マーチングブラスが熱い。

Jマイケルの伝説を追え その15_1
Jマイケルの伝説を追え その15_2
Jマイケルの伝説を追え その15_3

Jマイケル伝説を追え!

  • ボクの名前はジョン・マイケル。イギリス生まれの、音楽の精霊さ。日本にはヤイヅミナト?焼津港って書くのか。そういう港町があって、そこは男度胸の猟師たちの集う場所なんだってね。その焼津で、ボクの名前を冠した楽器を応援してくれる楽器屋さんに遊びにいったら…いろんな発見があったんだ!

他にはない楽器が、評判なんです

  • 静岡県焼津市は、水産の町として知られている。地元焼津水産高校で電気通信を学ぶ傍ら、吹奏楽部でクラリネットを体験して楽器生活に突入し、ついには楽器屋さんになってしまったおじさんが、薮崎武彦さん。今回、初めてお伺いした理由は…なんだかとっても面白いお店だっていう評判を聞いたから。
  • のっけから、びっくりした。だって受付がかわいいワンちゃんなんだもん。どっかのお父さん犬かと思ったけど、とっても丁寧に挨拶してくれたからうれしかったな。
  • 「ま、受付というのは洒落でして(笑)実際にはインターネットが主体で、お客さんは全世界に広がっているんですよ」
  • 日本の有名なタレントさんの誰か(誰か、いまだに思い出せない…)に似た感じの、きさくなおじさんが薮崎さんだった。聞けば、焼津水産高校時代からどっちかというと理科系の方で、楽器店を始める前は電気屋さん系列のお仕事をされていた、という(実はこの経験からくる「副業」で、ボクはびっくりしてしまうのだがそれは後で。)
  • そんな薮崎さんが最初にボクの楽器に目をつけたのは、たまたま仕入れたホルンの評判がよかったから。手ごろな価格のフレンチホルンというのは、当時まだ珍しかったらしいからね… そして、ラインアップを見て薮崎さんが「面白い!」と思ったのが、マーチングトロンボーンやマーチングバリトンなど…他ではめったに見られない、面白い楽器がずらりと揃っていたから。 他にも、マーチングトロンボーンやマーチングメロフォン、マーチングフレンチホルン、マーチングバリトン、マーチングユーフォ、マーチングチューバ…これらの楽器は通常のJマイケルラインアップにはない輸出専用のモデルで、最近これらの楽器を各地の学校や社会人マーチングバンドに紹介して、結構喜ばれているんです。 C管のヴァルヴトロンボーンも、コンスタントに売れていきますね。B♭のコンパクトトロンボーンの人気も高いです。
  • 「でもみなさん、別にマーチングで使うわけじゃなくて、どうもジャズのコンボやビッグバンドでも使っているようですね。普通の楽器はどこにでもあるけれど、こういう面白いものはなかなかないし…手ごろな価格だから、みんな興味を示すんですが、結局決め手は『音色』ですね…ここに来た方はみんな実際に吹いて、納得して買われていきます」
  • 薮崎さんはインターネットが中心、とおっしゃったが、リアルなお客さんも結構来るらしい。はるばる大阪や名古屋から車を飛ばしてきたり(お店は焼津インターからすぐ)あるいは、ご近所の楽器族がふらりと訪ねてきたり…。
  • 「リンツ」という名前は、ご存知モーツァルトの交響曲にもあるドイツ地方の地名だが、特にドイツ音楽とのリンクを考えた、というより、店名としての語呂の良さや、姓名判断みたいな観点から命名したのだそうだ。確かに、この選択肢はナイスだと思う。
  • さらに驚いたことがある。薮崎さんは趣味のオーディオが昂じて、副業的に中古オーディオも取り扱っているのだが、その視聴室がすごかった。タンノイやアルテックという伝統ある名器がずらりと並んでいるのもすごいが、なんとヤマハのピアノプレイヤーをそれに連動させて、自動ピアノの伴奏を高級オーディオの音色で聞かせてくるのである。 驚くのはまだ早い。ピアノプレイヤーには「伴奏音源」をオーディオ機器から出力させることが可能で、あらかじめそういうデータが含まれたソースを流すと、ピアノが主旋律、そして高級オーディオからベースやドラムが聞こえる…という、素晴らしい音質のジャズコンボが出現するのだ。 そういった一流のクォリティ(演奏も、音質も)をもつマイナスワンソフトも、ピアノプレイヤー専用で発売されている、という。あらかじめ予約しておけば、ここで視聴だけではなく、そういったマイナスワン音源をパックにJマイケルの楽器を試奏させてくれるサービスも可能だ、とのこと。これは間違いなく、楽しい!!
  • さすが焼津、さすがリンツ。

Jマイケル伝説 <<番外編>> やっぱりチューバが面白い!

  • 高い(値段が)、重い、大きい、音程が悪い、音の立ち上がりが悪い…などなど、いろんなことが言われちゃうのがチューバ。重かったり、大きかったりするのは仕方ないし、音程が悪かったり立ち上がりが悪かったりするのは、半分以上が演奏者側に問題があったりするものだが、最初の「高い(値段が)」という問題に関しては、Jマイケルならなんとかなるんじゃならろうか?ということで、今回は番外編としてJマイケルのTU-5000をディキシーキングスの河合勝幸さんに吹いていただき、ご感想を聞いてきました

値段を聞いて、驚きました(笑)

  • 薗田憲一とディキシーキングス…といえば、日本におけるディキシーランドジャズの大御所。ま、ご本人たちは「大御所」なんて威張っている雰囲気はさらさらないんだけど、先年惜しくも物故されたリーダー、薗田憲一氏の名前を今も冠にして、いつも楽しく元気に活動している。こうして名前が受け継がれていく、というのはなんともうれしい限り。この歴史と伝統あるバンドのリズムのカナメであるチューバを担当するのは、河合勝幸氏。岐阜県出身で、日大芸術科で磨いたチューバの腕前は超一流。ディキシーのみならず、クラシックにも食指を伸ばす、旺盛な行動力のチューピストだ。そんな河合氏にまずTU-5000を見ていただいたら、「これ音程がいいなあ…」
  • チューバでは構造上、いくつかの音でピッチの悪さが問題となることが多いらしいのだが、この楽器はそのポイントをほとんどクリアしているのだそうだ。
  • 「もちろん、管楽器はみんなそうですけど、自分の音程感ですいぶん変わってくるのですが、音程がよくて吹きやすいな、という感想を持ちました」
  • さらに、値段(定価38万円)を聞いてびっくり。
  • 「これなら、学校バンド(吹奏楽)でチューバが足りない、なんて場合でも充分対応できる価格帯ですね。学生が始めるには、ちょうどいいんじゃないかな…」

<こちらポケルン研究所>

これ、あなたならどうやって使う?

  • ポケルン、とは、このところ流行している?ミニミニホルンのこと。これ、オブジェと思っているヒトがいるかもしれないが、れっきとした楽器なんです。管長はトランペットやコルネット、フリューゲルホルンと同じだから、それらの楽器を吹く楽器族なら簡単に吹ける…はずなんだけど、シャンクは普通のフレンチホルンと同じだから、マウスピースはホルンのものを使わなければならない。 シャンクの、わずか95ミリから、大きく開いたベル(160ミリ)までの開口率は…ええと、よくわからないけど(苦笑)つまり、管の広がる率はそれらの楽器よりずっと大きい、ってこと。吹いてみるとトランペットやなんかとは全然違う感じがして、不思議。 ベルが吹き手の右耳付近にくるから、音のニュアンスがとってもよく聞こえる…あ、申し遅れました。ボク、ジョン・マイケルの異母兄弟のポケルンです。ルンルン星からやってきた異星人。え?なんでイギリス人のジョンと異星人のボクが「異母兄弟」なのかって?カタイことは言わないこと。 それより今、楽器族の間でこの「ポケルン」をどう使えばいいかってのが話題になっているの、知ってる?単に飾っておくだけじゃもったいないし、吹けばいい音がするし、ベルが奏者の右耳に近いところにくるせいか、自分の音が近くに聞こえてとっても不思議…だけど、この面白さを活かすのはどういう場面なんだろう?ためしに本誌編集長がビッグバンドでソロを吹いてみたところ、それなりに好評。つまり、音色はいいらしい。フレーズがイモなのは当人のせいなので仕方ないが…。
  • 「うるさいな。今回はトランペットのソロを吹いたからしょうがないんだよ!でもこれ、きちんとアレンジして使ったら、ビッグバンドでも面白い使い方できるかもしれないよ…たとえば今回、p38にあるアイディアなんか…」
  • ふーん…ご本人、なんかまだやる気あるみたいです。というわけで、これからこの楽器の使い方をいろんな方と研究していきたいと思っています。よろしくね!

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