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Jマイケル伝説 Vol.9

Jマイケルの伝説を追え
(株)三栄書房
「ブラストライブ」 2008 Vol.09 (定価 952円+税)
誌内「Jマイケル伝説を追え!」にJ.Michaelの特集記事が掲載されました。 (P82~P83)
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ブラストライブ


Jマイケルは天使? /Fシングルホルン バルブトロンボーン ひとりの男の人生を救ったポケトラ 啼鵬さんとJマイケル スペシャル/ YOKANさんがオーボエにチャレンジ トランペット - 川嵜淳一さん トロンボーン - はぐれ雲永松さん バリトンサックス - TPOの武田和大さん TPOのメンバーからJマイケルへ 番外編 チェロを弾いてみよう Jマイケルのフレンチホルンと木村さん(東京佼成) ブラスタ「放課後プロジェクト」を応援するぞ 学校応援プロジェクト 学校応援プロジェクト マーチングブラスが熱い。

Jマイケルの伝説を追え その9_1
Jマイケルの伝説を追え その9_2

Jマイケル伝説を追え!

  • ボクの名前はJマイケル。イギリス生まれの、音楽の精霊だ。手頃でいい品質の楽器を数多くの音楽ファンに…という願いをこめて造られている楽器には、ボクの名前がつけられているんだ。精霊となったボクも、ボクの名前をつけた楽器も、まだまだ成長の途中。いろんなヒトの、いろんな意見を聞いて、変わっていく途中なんだ…

あ!そ、その楽器は…
ごめん、先に出来ちゃった(笑)

  • 東京は赤坂「ビーフラット」の前で、楽器談義にふけっているのはファンクビッグバンドTPOのリーダーであるトロンボニストのはぐれ雲永松さん、リードトランペッターの川嵜淳一さん、そしてTPOではバリトンサックスを担当しているサクソフォニスト武田和大さんの御一行。皆さん、いずれもここのコーナーでご紹介したことがある超一流のプロで、いずれもボクの名前のついた楽器を応援してくれている方々だ。特に武田さんは前号でバリトンサックス試作中の話題をご報告したばかり。
  • 「アルトの方がひと足早く製品化されることになったんですよね」
  • と、武田さんが見せてくれたのは、銀色のアルトAL-900S。
  • 「あれ?もう出来たの?」
  • 「あー、自分だけ、ズルイんだ!」
  • と、悔しがる川嵜さんとはぐれ雲さん。でも武田さん、AL-900Sって、もうとっくに発売れたものじゃありませんか?
  • 「そう、それのマイナーチェンジモデルなんです。今、バリトンを色々といじってもらっているのは前号でも紹介した通り。これはその過程で出てきたアイディアを活用したわけ。何故かこっちの方が先に出来ちゃった。左手のキー配列もかなり扱いやすくなったし、右手小指のLowCキーも大きくしてもらって、指が落ちなくなった。これはサンプルなんだけど、これらの変更がこれからの商品ではちゃんと採用されるはずですよ。金管より先にできちゃってゴメンねぇ。」
  • てことは、ほぼモデルチェンジ?
  • 「そういうこと!」
  • それにしても重箱の隅を突くような注文をいちいち実現してくれるんだから、中国の楽器工房も随分と腕を上げてきましたね。
  • 「確かに。でもそれ、まだ世間には全然伝わっていないんだよね。このあいだね、弟子がJマイケルを試してみようと思ってどこかの楽器店で『Jマイケル、見せて下さい』と頼んだら『そんな中国製の楽器なんかウチは扱いません!』と、ケンもホロロに断られたんだって!これって、つまらない偏見でしょ?でも、そんな偏見が生まれてくるのは。それなりに理由がある。そこんとこを今日はキミにしっかり聞いておいてもらいたい」
  • 普段は冷静なはぐれ雲さんが、珍しく熱く語り始めたのです。

応援しているからこそ、あえて苦言を呈したい

  • 「中国はオリンピックで評判落としたけど(爆笑)中国製の楽器はそれとは逆に、昔と比べたら驚く程レベルがあがっているよね。しかも、安い!だから、これから楽器を始めよう、という初心者にはもってこいじゃないかってことで、TPOをあげてJマイケルを応援することにしたんだ。中国製だからヨクナイ、なんてのは確かに偏見に過ぎないけれど、まれに不出来なものが出回ってしまうこともあるかもしれない。でも、それはどの輸入業者も常に敏速に交換なり修理なり、誠意をもって対応しているはず。特にキミの名前のついた楽器は、そうだよね。そうやって丁寧に応対していますってことをきちんとアピールしないと、いけないんじゃないかな。トラブルって、まぎれもなくステップアップのきっかけになるでしょう?そうやって経験を積み重ねてグレードアップしているんだから、自信を持たなきゃ」
  • なるほど。
  • 「ちょうどいい機会だからキミに確認したいんだけど、Jマイケルは『中国製』であるってことを隠してはいないよね?」
  • も、もちろんです。中国の楽器工房と密に連絡をとりながら、輸入元であるこちらのアイディアを具体化してもらっているんですけど…。
  • 「ほら、『けど』ってナンなんだよ。言葉を濁すところに、自信のナサを感じてしまうんだな。元祖のキミがそんなことでは。営業マンが自信持ってJマイケルを売るぞ!という気持ちになれないじゃないか」
  • あ!す、すみません!
  • 「ね、単に出来合いのものを輸入しているわけじゃなくて、きちんと面倒見て、さらにプロアマ問わず多くのユーザの声に耳を澄まし、絶え間ない改良に精出しているんだから、もっと自信持たなきゃ。まあ、こうやって何でも言えるのがJマイケルのいいところなんだけどね」
  • と、はぐれ雲さん。サングラスの後ろの視線は、キビしい光をたたえている。

安心して「文句」が言えるブランドであって欲しい

  • 「確かにこれまでのね、つまりJマイケルが登場するまでの中国製はヒドイものだったよ。文句を言おうにもどこで誰がどうやって造ったのか、さっぱりわかりゃしない(苦笑)。中国製イコールいんちき、っていう印象もアタリマエだよね」
  • はぐれさんの言葉を受けて、川嵜さんもヒートアップ。
  • 「そう!そんな常識をひっくり返したのが、一番最初に話題になった銀メッキのフリューゲルだったじゃない!5万円そこそこのフリューゲルがあの出来映えってのは、信じられなかった。俺は今でも自信をもって弟子たちにすすめているよ」
  • ハイパワー&ハイトーンで客席を圧倒する「川嵜節」は、ここでもさらに燃える。
  • 「今俺が使っているプロトタイプの喇叭(らっぱ)なんて、凄いもんだよ。TR-500Sをベースにしてリヴァースにしてもらったり、支柱の位置を変えてもらったりした特注モデルなんだけど、ダブルハイだって軽々鳴る。ここまで鳴るようにするまでには担当者さんも何回も中国をいったりきたりして大変だったみたいだけど(笑)発売が待ち遠しいね。これはもう、単に『中国製』というより『Jマイケル』製といってもいいくらい」と川嵜さん。
  • 「いずれにしても『中国製』だから悪い、なんてのは偏見だよね。確かに、まだバラつきがあったりして、モノ手をあげて万人にお勧めできるか、というと『まだまだ』といわざるをえない部分もあるんだけど、その反面、どこにも真似できないだろうな、と思うのは『手頃な価格で、いいものを』というその熱意。しかも、キメ細かく対応しようという熱意も、いい。ちょっと時間がかかるのがタマにキズだけどね(笑)」そう語るはぐれ雲さんが手にしているのは、現在試作中のシグネチャーモデル。
  • 「武田のアルトは早く完成したけど、俺の『はぐれモデル』は、まだ開発最中。これでもかなりの完成度なんだけどね。ベースとなったTB-480そのままでも充分使えるクォリティなんだけど、好みでベルを変えてもらった。こういう改造の注文はちょっと特殊だろうけれど、たとえば買ってからすぐ不具合に気付いたとするじゃない。そんなときでも、こういった改造もお手のもののスタッフが本社には常駐しているんだから安心だよね。誰が最終検品したかもわかる証明書だって、なかなか他じゃやってないことなんだから、安心して文句が言える(爆笑)」

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