J.Michael
マックコーポレーション > Jマイケル > クラリネット CL-360

クラリネット CL-360

初心者の使い勝手を追求したB♭クラリネット
割れにくいABS管体を使用した、エントリーモデルのB♭クラリネット。 これから楽団に所属する学生や、クラリネットを始めたい小さなお子様にも最適です。
モデル CL-360
税抜価格 ¥40,000
税込価格 ¥44,000
調子 B♭
システム ベーム式 17キィ6リング
管体 ABS樹脂製
キィ 真鍮製、ニッケルメッキ仕上げ
セット内容 セミハードケース、付属品


クラリネット CL-360
特徴
初心者が使用することを前提に開発されたモデル。新たに合成樹脂タンポを採用。割れにくいABS管体と耐食性に優れたニッケルメッキキーと相まって、野外での演奏にも最適です。 可動式指掛けも標準装備。構えやすいポジションに調整できるため、体格の小さな学生も楽器を構える負担が少なく、大変扱いやすい事が特徴です。
素材
システム
もっとも一般的なベーム式17キィ(+6リングキィ)
クラリネットのシステム
サムレスト
タンポ
フィッシュスキンの破れの心配がない、合成樹脂タンポを採用。(レジスターキーのみコルクタンポ)
タンポ
セミハードケース
ケース
軽量で持ち運びに便利なセミハードケース。ファスナーは信頼のYKK製。
付属品
セット内容
クラリネット本体、セミハードケース、マウスピース(キャップ、リガチャ付)、リード、サムレストクッション、コルクグリス、スワブ、クリーニングクロス、取扱説明書、運指表、保証書、メーカー3年サポート「お客様カード」
クラリネットのシステム
クラリネットのキーシステムには、ドイツ・オーストリア式(エーラー式)とフランス式(ベーム式)の、2種類があります。

  • ドイツ・オーストリア式(エーラー式)
    主にモーツァルト、ウェーバー、ブラームス などの作曲家が活躍していた時代に、ドイツのオスカール・エーラーによって開発されたシステムで、ベーム式登場以前の主流のシステム。 ジャーマンモデルとも呼ばれ、現在でも、ドイツやオーストリアのオーケストラで多く愛用されています。 運指がベーム式より難しく、吹奏感もベーム式より重めですが、その太くて存在感のある音色は大変魅力的です。
  • フランス式(ベーム式)
    現在、クラリネットのメカニズムの主流になっているシステムで、フレンチモデルとも言われています。 ドイツの楽器製作者のテオバルト・ベームが考案したフルートのキーシステムを応用して、19世記半ばにフランスのビュッフェとクローゼによって開発されたシステム。 エーラー式と比較すると、吹奏感も軽く、運指がとても簡単です。 これらの特徴が現代の要求に合致しているため、世界中で普及しました。

タンポ(パッド)
木管楽器のトーンホールを塞ぐための部品。丸く抜かれた台紙とフェルトが皮で包まれたもので、皮の種類はそれぞれの楽器に適した素材が使用されています。

  • フィッシュスキンタンポ: (ピッコロ・フルート・クラリネット等 )
    以前は魚の浮袋を使用していたため、フィッシュスキンタンポと呼ばれていますが、現在は豚や羊の腸が使われています。 素材が薄いため、音の立ち上がりも柔らかく繊細です。
  • レザータンポ: (サックス・バスクラリネット・ファゴット等 )
    羊・牛・豚・カンガルーなどの動物の革が使われているため、レザータンポと呼ばれます。 フィッシュスキンに比べて、音の立ち上がりが良いのが特徴です。フィッシュスキンタンポに比べて耐久性も高いです。
  • コルクタンポ: クラリネット・オーボエのタンポの一部には、天然のコルクを使用したコルクタンポが使われます。 金管楽器のウォーターキーコルクが大きくなったイメージです。
  • 合成樹脂タンポ: 近年開発された天然素材を使用しないタンポ。耐久性や密閉性にすぐれ、演奏時の反応の良さも特徴です。 

ページトップへ