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ユーフォニアム EU-1500

吹奏楽に最適な4番ピストンを搭載した太管ユーフォニアム
吹奏楽への入門機としてスタンダードなスペックを備えたユーフォニアム。
アドルフサックスが考案したサクソルン属の楽器で中低音を受け持つユーフォニアムは、今や吹奏楽では欠かせない楽器。ソロ楽器としても美しい音色を奏でます。
サクソルン族の楽器
EU-1500
モデル EU-1500
税抜価格 ¥190,000
税込価格 ¥209,000
調子 B♭
バルブシステム 4ピストン(サイドアクション)
ボアサイズ 約14.50mm(4番:約16.80mm)
ベルサイズ 約280mm
仕上げ クリアラッカー
本体重量 約3,950g
本体外寸 約68cm×28cm×35cm
ケース外寸 約77cm×35cm×54cm
セット内容 セミハードケース、マウスピース、付属品
本製品は太管マウスピース(ラージシャンクマウスピース)を使用します。
EU-1500
特徴
吹奏楽では主流となっている4番サイドアクション・太管のユーフォニアム。
4番ピストンが追加された事により、低音域の拡充と替え指での音程補正が可能となります。
ピストンには耐久性の高いステンレスピストンを採用。安定したピストンアクションを実現します。
初心者が演奏することも考慮して、抵抗感の軽いコンペンセイティングシステム無しのシンプルな設計を採用しています。
ユーフォニアムの種類
クリアラッカー仕上げ
素材
ベル及びマウスパイプ・主要パーツは明るく張りのある真鍮製。
1番管のガードは明確な発音をを生む洋白製。
素材
クリアラッカー仕上げ
仕上げ
もっとも真鍮製の楽器が映えるクリアラッカー仕上げ。
音の立ち上がりがよくクリアな音色。
仕上げ
ピストン
ピストン(システム)
初心者が演奏することを考慮して、コンペンセイティングシステム無し・4番サイドアクションの4ピストンシステムを採用。
4番ピストンが採用された事により、低音域の演奏が可能となり、替え指を使用しての音程補正も可能になります。
3本バルブ、4本バルブ
抜差管
抜差管
抜き差し管は内管・外管共に軽い抵抗感と明るい音色を生み出す真鍮製を採用。
3番抜き差し管にライヤー(譜ばさみ)を取り付ける台座も付属。
※J.Michaelにライヤーの取り扱いはございません。
ベル
ベル
ベルカーリングは初心者にも自身の音がモニターしやすいノンワイヤービートを採用。
ベルカーリング
ピストン
ピストン
ピストンには耐久性の高いステンレス素材を採用。
軽量な設計のピストンボタンとステンレス製バネを組み合わせる事により、軽快なアクションを生み出します。
また、笠ネジ・底ネジにも軽量タイプの物を採用。
発音のレスポンスが向上し、輝かしい響きに貢献します。
セミハードケース
ケース
軽量で持ち運びに便利な車輪付きセミハードケース。
ファスナーは信頼のYKK製。
付属品
セット内容
ユーフォニアム本体、専用セミハードケース、マウスピース、クリーニングクロス、取扱説明書、運指表、保証書、メーカー3年サポート「お客様カード」
仕上げ

管体の素材である真鍮や洋白は、そのままでは時間の経過や手の油等で変色(サビ)していきます。
そのため、多くの楽器にはそれを防ぐためにラッカー塗装やメッキが施されています。
これらのラッカーやメッキは、表面を保護するだけでなく、音色の変化にも効果をもたらします。
また使用するラッカーやメッキの種類によってもその変化は異なりますので、ご自身のご希望に近い効果をもたらす仕上げを選びましょう。

  • ノーラッカー:
    もっとも金属の鳴りを感じることができる仕上げ。
  • クリアラッカー:
    ノーラッカーに比べてやや締まりがあり、ふくよかで明るい音色。
  • ゴールドラッカー:
    クリアラッカーよりパワフルな音色。
  • 銀メッキ:
    クリアラッカーより豊かで暗めの音色。
  • 金メッキ:
    銀メッキよりきらびやかな音色。
素材

金属製管楽器の素材は、大きく真鍮・洋白が使用され、管体のほとんどは真鍮で作られています。
真鍮は、銅と亜鉛の合金で、銅成分の含有量によってイエローブラス・ゴールドブラス・レッドブラスに分かれ、使用される素材・場所によって、それぞれ演奏時の音色に違いが現れます。
※洋白:ニッケル・銅・亜鉛の合金

  • イエローブラス:
    銅が60-70%の合金。輪郭がはっきりした、明るい音色。
  • ゴールドブラス:
    銅が約85%の合金。太く豊かな音色。
  • レッドブラス:
    銅が約90%の合金。柔らかく落ちつきのある音色。
ベルカーリング

ベル先端の巻き部分(カーリングとも呼ばれます)には、響き線と言われるワイヤーを入れるタイプと入れないタイプがあり、楽器全体の設計思想によってどちらかが選択されます。

  • ノンワイヤービート(主に初心者モデルに採用):
    カーリング内に響き線が入っていないタイプ。より奏者に近いところで音が響くため、奏者にとって自分の音のモニターがしやすくなります。
  • ワイヤービート(主に高級機種に採用):
    カーリング内に響き線が入っているタイプ。より音が遠くに響く様になります。また、中に入れる響き線の素材によって、音色や響き方が変ります。
  • ソルダード:
    ワイヤービートのカーリング部分に半田を流し込んだタイプ。より音が遠くに飛ぶようになり、音色や響き方が変ります。
サクソルン属の楽器

アルトホルン、テナーホルン、バリトン、ユーフォニアムなどは、サックスの生みの親であるアドルフサックスが考案した楽器が発達してきたもので、サクソルン属と呼ばれます。
これらはサックス同様に、統一した編成を前提に考案・発達してきたもので、サックス同様に受け持つ音域によって楽器が分けられています。
また、サクソルン属の楽器と同じ名前で呼ばれても、時代や国によって異なる楽器を表す場合があります。

  • アルトホルン:
    コルネット(トランペット)より5度低く、バリトンより4度高いE♭管の楽器で、サクソルン属ではコルネットとバリトンの間を担当します。
    トランペット奏者やホルン奏者が持ち替えて吹くこともあります。
    日本やアメリカではユーフォニアムと呼びますが、イギリスではこの楽器をテナーホルンと呼びます。
    サクソルン属の楽器として統一した編成を前提に発達してきた経緯から、英国式金管バンドでフレンチホルンを使用せず、ユーフォニアムが使用されます。
    日本では小学校の金管バンド、英国式金管バンドで主に使われます。
  • テナーホルン:
    イギリスではユーフォニアムをこう呼びます。
    上で書いたように、日本やアメリカではユーフォニアムのことを指しますが、アメリカでは時々下記バリトンを表す場合もあります。
    また、ドイツなどのヨーロッパではまったく違うB♭管の楽器のことをテナーホルンと呼ぶ場合があります。
    日本であえてテナーホルンという場合は、このドイツの楽器を指す場合もあります。
  • バリトン:
    ユーフォニアムと同じ音域のB♭管で、3-4本ピストン式の楽器です。
    サクソルン属ではユーフォニアムとチューバの間を担当します。
    ユーフォニアム奏者やトロンボーン奏者が持ち替えて吹くこともあります。
    ユーフォニアムより楽器の管も細く、ベルも細身で小ぶりなため、ユーフォニアムに比べて明るい音色になります。
    アメリカではベルとピストンが前を向いているユーフォニアムが普及していたため、現在のユーフォニアムと区別するためにバリトンと呼ぶ場合があります。
    また、ドイツなどのヨーロッパではロータリー式の楽器も多く使われます。
    日本では英国式金管バンドやバリチューバアンサンブルで主に使われます。
  • ユーフォニアム:
    バリトンと同じ音域のB♭管で、3-4本ピストン式です。
    日本、イギリス、アメリカなどで最も普及している、中低音を担当する楽器と言えます。
    トロンボーン奏者が持ち替えて吹くこともあります。
    20世紀前半のイギリスで現在の形状に落ち着いたと言われており、大きく「3本ピストンタイプ」「4本ピストンタイプ」「コンペンセイティングシステム(音程補正機能)付4ピストンタイプ」の3種があります。
    日本では小学校の金管バンドや吹奏楽で主に使われ、オーケストラでも楽譜に指定があった場合(テナーホルン指定含む)には、ソロ楽器として使用されます。
    現在の吹奏楽では「4本ピストンタイプ」「コンペンセイティングシステム付4ピストンタイプ」が多く使われています。
ユーフォニアムの種類

ユーフォニアムは一般的にB♭管で、バリトンやB♭管トロンボーンと同じ音域の中低音楽器です。
国によって同じ音域を担う楽器は異なりますが、ユーフォニアムと言えば、吹奏楽や英国式金管バンドで使用されるピストン式の物を指します。
またピストン式であっても、ベルが前方に向いたもの、ピストンがロータリー式楽器の様に前に付いているものがあります。
使用するマウスピースもトロンボーン同様、内径との組み合わせによって細管マウスピース(スモールシャンクマウスピース)を使用するものと、太管マウスピース(ラージシャンクマウスピース)を使用するものがあります。
これらとコンペンセイティングシステム有り無しを加えて、現在では多くの種類が存在します。

■ 使用するマウスピース
  • 細管マウスピース(スモールシャンクマウスピース)を使用するモデル:
    体格の小さな人でも吹きやすく、細かいニュアンスが出しやすい。
    基本的には入門機種で多く採用されていますが、一部のコンペンセイティングシステム付き上級者向け機種でも採用されています。
  • 太管マウスピース(ラージシャンクマウスピース)を使用するモデル:
    豊かな音色を出せる分、吹き込む息の量を必要とする。
    基本的に中・上級者向け機種に採用されています。

■ トップアクション式ピストンバルブとフロントアクション式ピストンバルブ
ユーフォニアムのバルブシステムは、大きく分けて「ピストンが上を向いているトップアクション式(アップライトとも呼ばれます)」「ピストンが前を向いているフロントアクション式」の2種類に分かれます。
一般的にトップアクション式ピストンバルブのユーフォニアムがほとんどですが、かつてはフロントアクション式ピストンバルブが普及していた国もありました。
また稀に、フロントアクション式ピストンバルブのデザインでロータリーバルブを採用したユーフォニアムも存在します。
  • トップアクション式ピストンバルブ(一般的なユーフォニアム):
    楽器を構えた時にピストンが上下に動く。構えた時に楽器が奏者の右側にきます。
  • フロントアクション式ピストンバルブ(アメリカ):
    楽器を構えた時にピストンが前後に動く。構えた時に楽器が奏者の左側にきます。

■ ベルの向き
  • アップライトベル:
    楽器を構えた時、ベルが上を向く。
    通常のユーフォニアム。
  • フロントベル:
    楽器を構えた時、ベルが前を向く。
    かつてのマーチングやレコーディングに使用されたユーフォニアムで、通常はフロントアクション式ピストンバルブと組み合わされます。
3本バルブ、4本バルブ

バリトン・ユーフォニアム・チューバには、3本ピストン(ロータリー)に単純に1本追加された4本ピストン(ロータリー)の楽器、独自の音程補正システムが採用されたコンペンセイティングシステム付き4本ピストンなどの楽器があります。

  • 3本ピストン(3ロータリーも同様)
    トランペット、アルトホルンなどと同様で、最もシンプルなシステムです。
    4本ピストンで得られる低音域の演奏や替え指等の利便性はなくなりますが、部品点数が少ない分抵抗感も軽く、価格も比較的抑えられるため、初心者の最初の入門編として使用されることも多い機種です。
    稀に3本ピストンでもコンペンセイティングシステムが採用されている楽器もありますが、日本でコンペンセイティングシステムが採用されている楽器は、ほぼ4本ピストンです。
  • 4本ピストン(コンペンセイティングシステム無し。4ロータリーも同様)
    4番ピストンを押すことによって、3本ピストンタイプでは演奏する事の出来ない低音域を演奏する事ができ、替え指も増えるので重宝されています。
    楽譜の演奏は容易になる場合はありますが、部品点数が多くなった分、3本ピストンより抵抗感も強く、音色も暗めとなります。
    4番ピストンが増えたことによるメリットは、演奏可能になった音域や替え指がふえます。
    ただしデメリットとして、音程が不安定な物もあるので、1-3番ピストンで通常とは違う替え指を使用したり、その音の演奏のために抜き差し管を調整する必要があります。
    また4本ピストンの楽器には、「4番が3番の隣にある物(4番を右手小指で操作)」「独立して楽器の横にある物(4番サイドアクション。4番のみ左手人差し指で操作)」があり、4番が独立して操作できる物の方が早いパッセージに対応しやすいため、上級者に好まれます。
  • コンペンセイティングシステム(ピストンバルブのみ)
    多くの迂回管を通すことにより音程を補正してくれるシステム。
    4番のバルブを押した時に1-3番の運指はそのままで、低音域の音程がより正確に吹けるようになります。
    ただし、多くの迂回管を配置したことによって抵抗感も強くなり、価格も高額なるので、上級者向けと言えます。
    特殊なフロントアクション式以外、基本的に4番ピストンはサイドアクションです。

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